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2021 犬連れ北海道旅行 16日目

【日本一危険な参拝⁉︎】

〜太田山神社→滝瀬海岸〜

 

10月21日、旅行16日目。

8:30、おはようございます。

旅行中にしては、少し寝坊ですね。

車中泊していたのは、「道の駅 くろまつない」。

泊まっていた車は、5台くらいでした。

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山間の村で、ブナが有名な場所です。

黒松内以北にはブナがほとんど見られないことから、黒松内がブナ北限の町とされています。

まだ雨が降ったり止んだりしてるので、先に人間だけ朝ごはんタイム。

昨日の残りのパンです。
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空になった容器にへばりついたヨーグルトがもったいない、、、と悩んだことはありませんか?

我が家ではそんな時、お掃除パグが出動します。
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身を乗り出して、平らな顔を突っ込みます。

でもこれ、短頭種より鼻高犬の方が奥まで舐めれますね。
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任務完了。
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本人は満足げですね。

この後、ペット用ウェットシートで磨き上げられました。
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はる君もお目覚めのようなので、朝のお散歩に行って、わんこの朝ごはんタイム。

 

9:55、道の駅くろまつないを出発。

今日は本当はニセコでアクティビティをする予定でしたが、天候が悪く明日に延期になったので、本来明日回る予定だったルートを今日回ります。
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一気にせたな町まで南下。

函館に近づいています。と言っても、今夜ニセコに戻るんですけどね。

すごい、雪山がある。
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日本海側に出ました。

海が荒れてます。
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コンビニもガソリンスタンドもない道を、他の車とすれ違うこともなく走り、

12:15、「太田山神社」に到着。
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もうこの時点でただの神社ではないことがわかってもらえると思いますが、実はここ、日本一危険な神社と呼ばれているんです。

太田山の中腹に位置する本殿までの道のりが、普通の神社とは比べ物にならないほど険しいんです。

もちろん危険だとわかっていて、ていうかそれに惹かれて(私が)来たんですが、雨だと足元も悪くなるのでやめようと思っていました。

そしたら、奇跡的に着く前くらいから晴れ始めてくれたので、参拝決定。
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急勾配に見えるように撮ってるんじゃなくて、ロープがあるほどほんとに急なんです。
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来る途中にコンビニで軍手を調達する予定でしたが、まさかのコンビニどころか店さえ見当たらない事件が発生したので、仕方なく素手で登ります。
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駐車場はないので、神社前の路肩スペースに停めました。

わんこにはお留守番してもらっています。
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最初の石段は、まだ序章に過ぎません。

ここからあと数十分登り続けます。
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木の根を登ったり、川を渡ったり、f:id:harupug:20220322204943j:image

目印があるので迷いはしませんが、一見、道には見えないような所も通ります。
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雪が残ってる。
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足を滑らせるとそのまま数メートル滑り落ちてしまいそうな所の連続なので、一歩一歩確かめながら進みます。
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かなり上まで来ました。
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最後に見えてきた難関。

岩肌に飛び出した、あまり信用できない橋。
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横を見るとビビり上がってしまいそうなので、前に意識を集中させます。
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そして、この橋を渡り切ったら、最後の最後に鎖上り。
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本殿がある岩窟から鎖が数本垂れているので、それを頼りに垂直の崖を登ります。

もちろん命綱はありません。

母は怖くて下で見てるらしいので、私だけ上ります。f:id:harupug:20220322204949j:image

思ったより鎖がフラフラして、最初の2歩くらいは結構怖かったです。


ついに本殿に着きました。
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振り返ると、綺麗な海が広がっています。

なのに白飛びしてる。。。f:id:harupug:20220322205045j:image

崖なのであまり下を見るのは良くないですが、怖いもの見たさで見てしまいますね。
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登り切った達成感が大きくて、本殿滞在時間はほんの数分でしたが、ここからしか見れない景色も見れてよかったです。
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座ったところで怖さは変わらないと思うけど、なぜか頭も守って下りる母。
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もちろん帰りも険しい山道。

むしろ、下りの方が怖いです。
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これは軍手欲しかった。f:id:harupug:20220322204757j:image

川まで戻ってきたらあと少し。

昨日までの雨で、増水してるのかな。
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ここまで帰ってきました。
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最後の最後に落ち葉でツルッと行かないように、気を引き締めて下ります。
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無事、帰還。

私たちは、往復約2時間でした。

持ち物はスマホ・カメラのみで、飲食物などはなし。

軍手は持っていくことを強くお勧めします。

そして、この登山で履いていた靴は、汚れ過ぎて捨てられました。

皆さんも、特に雨の後は気を付けてください。

 

下山した途端雨が降ってきました。

ギリギリセーフ。

14:20、太田山神社を出発。


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荒れてるけどめっちゃ綺麗な青い海。

こんな時間になってしまいましたがまだお昼ご飯食べてないので、お店を探しつつさらに南下します。
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そもそも飲食店の母数が少ない上に、時間も時間だし空いてる店がなくて、出発して2つ目の町でやっと見つけれました。

15:00、「なべさん食堂」に到着。
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美味しそうなメニューがたくさんあって迷いましたが、お腹空いてるのでカツカレーを注文。
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カツが二重になってるの見落として頼んだので、食べ切れるか心配。

見た目通りすごいボリュームでしたが、美味しかったしなんとか食べ切りました。。

 

母は、サバの味噌煮定食。
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こちらは程よい量で、味も良かったらしいです。

他にも美味しそうなのがいっぱいあったので、この辺に来た時はまた寄りたいです。

15:50、なべさん食堂を出発。

 

若干カツカレー恐怖症になりかけてますが、虹を見ることができたので、3ヶ月後にはまた食べれそうです。
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虹の端も初めて見れました。
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建物がないので、綺麗なアーチ状で見れます。

これも初めてだ。
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給油して次の目的地に向かってる途中で、この旅の総走行距離が4,000kmを超えました。

 

16:45、「滝瀬海岸」に到着。

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シラフラが有名な場所です。

夕暮れ時が綺麗だと聞いたので夕方に来ました。

陽が暮れてしまいそ雨なので、急足で向かいます。

砂浜に降りてまず見えるのは、「くぐり岩」。
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約400年前に、ニシンを効率よく運ぶためにわざとくり抜かれた岩です。
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で、ここからさらに砂浜を歩くとシラフラに着くはずなので急ぎます、、、

って、え?戻るの?
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はる君「終わり終わり。もう散歩終わり。」
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車に帰っちゃったので、人間だけで出直します。
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砂浜を数分歩いて着きました。

 

↓これが「シラフラ」です。
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シラフラとは、アイヌ語で「白い傾斜地」という意味だそうです。

海底が隆起して地表に出現した層で、火山堆積物や貝殻を含んでいます。

ほんとはシラフラに夕陽が当たっている光景が綺麗なのですが、陽が落ちきってしまいました。

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ちなみに、裸足でクロックスで行って大失敗したので、ちゃんとスニーカーを履いて行くのをお勧めします。

そして、駐車場からは意外と距離があるので(約600m)、砂浜を歩くのが嫌な人はシラフラ展望台からも少し遠目でですが見ることができます。

17:40、滝瀬海岸を出発。

 

17:50、おとべ温泉 いこいの湯に到着。

源泉100%の天然温泉施設で、値段も安くて綺麗です。

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疲れた体に染みました。

19:00、おとべ温泉を出発。

 

のぶ君が爆睡しててご飯を忘れてるので、先に今夜の宿泊地まで移動します。
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21:30、「道の駅 よってけ!島牧」に到着。

私達の他に、車は1台。

今更ですが、やっぱり北海道は広いですね。

ニセコの手前で力尽きました。

みんなでさっとご飯食べて、散歩行って寝ます。
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うわ、昼寝したから体力余ってるマルチーズがいる、、、
f:id:harupug:20220322204914j:imageめっちゃ誘われてるので、相手してから寝ます。

22:30、おやすみなさい💤

 

↓本日の行程(285km)