【難攻不落の名城へ】
〜熊本城→原尻の滝→普光寺〜
3月26日、8:00前起床。
おはようございます。
朝の散歩に行こうと思いますが、外は小雨の模様。
2人とも赤のレインコートを着て可愛いですが、
見ての通りマルチーズはレインコートが嫌い。
本来は裸で行きたいのでしょうが、風邪ひかれても困るし、濡れると臭いので、、、
車中泊した「道の駅 すいかの里 植木」は、市街地にありながらも夜は静かでした。
名前の通り、すいかの名産地♪で、旬のフルーツ・野菜が豊富に売られています。
お散歩から戻ったら、朝ご飯タイム。
ふと思いましたが、北海道以外だと、旅中のゴミ処理はキャンプ場にほぼ限られますよね。
旅先でフルーツや野菜を買って食べたいと思うこともありますが、生ゴミを出したくないのでほとんど買いません。
↓人間朝ごはん
さてさて、今日は念願のお城へ向かいます。
10:30、熊本城に到着。
数年前の九州旅でも立ち寄る予定でしたが、熊本地震が起きてそれどころではなかったので、行けませんでした。
桜が綺麗に咲いています。満開?
熊本地震で甚大な被害が出たことは周知の事実であり、2021年6月からは天守閣内部の公開も再開されましたが、実際に現地を訪れてみるとまだまだ被害の痕跡が残っています。
重要文化財建造物13棟全てが被災(内2棟は全壊)し、特に石垣の被害が大きく10万個近い石を積み直す必要があるそうで、↓写真の通り崩れたままの石垣や仮置きの石が目立ちます。
当初予定されていた工期の延長も決定し、2052年度までかかる見通しだそうです。
歴史ある建物を喪失してしまうのは悲しいですが、最新技術によってより堅固な城へと生まれ変わるのはもちろん、崩れたことで新事実が判明したりもするんでしょうね。
ただ、やっぱり寂しいですね。←ほぼ初めて訪れたくせに
チケットを買って天守へ入っていきますが、ここはペット禁止。
1607年、ここ茶臼山に築城の名手と呼ばれた加藤清正により完成されました。
その後、西南戦争の火災による天守・本丸御殿の消失、明治22年の熊本地震での被災というように複数の被害に遭いながらも、熊本市民のシンボルとして現在まで残っています。
外観はコンパクトではありますが、内部は興味深い展示が盛り沢山で皆じっくり読みながら進むので少し混雑していました。
加藤清正・宮本武蔵・西南戦争など有名なキーワードが多いので、歴史にあまり興味がなくても楽しめる場所だと思います。
木で隠れてしまっていますが、入り組んだ通路や折り重なる石垣は攻めてくる敵の勢いを止めることができ、守備能力の高い城としても知られています。
それを証明する史実としては、、、
江戸幕府により新たに城を築くことを厳しく制限されていた幕末、国内の戦争に外国製の最新兵器が使われるようになると、次々と"昔ながら"の城が破壊されていきました。
そんな中、西南戦争では、薩摩軍13000人を相手に新政府軍3500人が籠城しました。
薩摩軍に包囲され一斉攻撃を受けても、熊本城はほぼ無傷であり、近代兵器の威力に打ち勝ったのです。
これにより、熊本城の守備能力の高さが実証されることとなりました。
さて、お昼ご飯の時間です。
すぐ近くにある桜の馬場 城彩苑に来ました。
江戸時代の城下町が再現された小路に、県下から厳選されたお食事処やお土産屋さんが並びます。
郷土料理が食べたかったので、阿蘇庭 山見茶屋に決めました。
↓たかな飯定食
↓熊本あか牛溶岩焼き膳
たかな飯もだご汁も美味しかったです。
食べ歩きメニューも豊富で、お口直し用にくまモンを買いました。
↓おじさんたちが並んで座っています。
天守閣からここ(桜の馬場)に下ってきた道を戻ると思うと吐きそうなので、「しろめぐりん」という周遊バスを利用して駐車場まで戻りました。
13:15、熊本城を出発。
熊本市内を抜け、大分へ向かいます。
絶対に前の席じゃないと嫌なpug。
〜🚙〜
16:20、道の駅 原尻の滝に到着。
お天気も回復したので、散策します。
道の駅から徒歩で滝を見に行きます。
晴れて良かったー。
もちろんわんこOK。施設というよりは、町内です。
夕方のお散歩がてら、観光します。
滝って、崖の上とか地面よりも高いところから流れているイメージですが、これは平地から下(地下?)へ流れていて少し珍しく感じます。
こういう大分っぽい原風景、大好きです。
のぶ君「お散歩もう大丈夫です。」
せっかくきたので、周辺を散策。
↓二宮八幡社
水分補給もして、地元のわんちゃんにもご挨拶して、楽しみました。
〜🚙〜
17:30、普光寺に到着。
ここ国東半島では、臼杵石仏や熊野磨崖仏を見に行ったことがあり、正直、磨崖仏(岩壁に掘られた仏像)そのものよりも、それがある環境や雰囲気が好きで今回もどこか見てみたいと思いやって来ました。
時間が遅かったこともあり、人の気配は全くなし。
大分県には日本国内の磨崖仏の6〜7割があると言われており、中でも国東半島に集中しています。
なぜ、ここに集まっているんでしょうか。
境内から谷を挟んで、いきなりすごい光景が広がっています。
近くまで行って見てみると、、、
ありました。
鎌倉時代に彫られたと言われている日本最大級の磨崖仏です。
表現が難しいですが、雨ざらしというか、野生!というか、ワイルドです。
少し不気味というかなんと言ったらいいかわからない空間に出会うこともありますが、ふらっと立ち寄った場所が見応えあると嬉しいです。
うん、歴史を直に感じる。
初めての像もあり、面白い場所でした。
普光寺は、別名アジサイ寺とも呼ばれているので、次来るとしたら6月に来たいです。
さて、今夜の温泉へ向かいます。
〜🚙〜
19:40、竹瓦温泉に到着。
別府温泉のシンボル的存在です。
創業は明治ですが、現在の建物は昭和13年に建てられたもので唐破風造りの屋根が特徴です。
今回は普通浴だったので、次は砂湯に挑戦します!たぶん。。。
〜🚙〜
21:10、道の駅 いんないに到着。
遅くなってしまいましたが、皆で晩御飯を食べます。
お待たせしてしまい、誠に申し訳ございません。
ご当地豆腐は、わんこと一緒に食べられるので、ちょこちょこ買っています。
キムチを乗せると、ヘルシーなアテにもなるので。
よく歩いたし、お疲れのようです。
おやすみなさい💤