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2021 犬連れ北海道旅行 5日目

【絶景巡りの日】

〜嶺雲橋→天人峡→層雲峡→三国峠〜

 

10月10日、旅行5日目。

7:00、おはようございます。

眠たい時が一番かわいいはる君。

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車中泊していたのは、『道の駅 

ひがしかわ「道草館」』

旭川の南東にある町・東川町にある道の駅で、旭川から天人峡や旭岳へ行く道中にあります。
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駐車場が4箇所ありますが、24時間トイレは道の駅の建物内にあるので、すぐ隣の駐車場に停めました。
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モンベルの目の前。

朝のお散歩に行きます。

今日もいい天気ですね。

10℃ですが、日差しが暖かいです。
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道の駅にコーヒーを淹れてくれる自販機があったので、朝から淹れたてコーヒーが飲めます。

これは高ポイント。
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朝食タイム。
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食後は道内マップを見ながら、幸せな足の取られ合い。
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天気もチェックして、本日の行程は大まかに決定。

 

8:30、道の駅を出発。

さて今日は、ちょこちょこと名所巡りをします。
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まず向かうのは、「嶺雲橋」。

実はこの橋、今しか行けない橋なんです。

というのも、、、

東川町にあるr1116内の、東川北7線ゲート⇄チョボチナイゲート間12.4kmが「幻の道路」と言われています。

その理由は、1年の中でも1ヶ月間しか通行できないからなんです。

元は、観光促進を目的に2012年に開通しました。

当初は冬季のみ通行止めにする予定でしたが、翌年に一部区間で地滑りの可能性があることが発覚。すぐに通行止めとなりました。

それ以降、地下水位の観測を続け、2017年からは地下水(旭岳の雪解け水)が少なく地滑りの可能性が低いこの時期のみ、通行が可能になりました。

というわけで、今回東川町の東川北7線ゲートからアクセスします。

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快適な道路で、キャンピングカーでも楽々走れます。

 

         〜🚙〜

 

着きました。

これが「嶺雲橋」です。
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橋の手前の道路脇に停めて、歩いて行きます。

橋からの眺めは、視力が良ければ旭川市内まで見ることができる大パノラマ。f:id:harupug:20211201142544j:image

色づき始めの山も綺麗です。

開通される1ヶ月がちょうど紅葉の時期で良かった。
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この橋、結構高いので、高所恐怖症の方は下を見たら終わりです。

のぶとはるは、紐なしバンジーになるのが怖くて、連れて来れませんでした。
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車に戻って、嶺雲橋を今度は車で通ります。

強風の日は、命懸けですね。
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このままr1116を走って、忠別湖へ。

忠別湖からさらに東へ進み、天人峡を目指します。
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忠別川沿いの断崖が、綺麗に染まりかけています。
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10:00、「天人峡」に到着。

大雪山国立公園の南東にあり、旭川の奥座敷とも呼ばれます。

まずは、天人峡トンネル手前の駐車場に車を停めて、

すると、すぐ横にあるのが、「あまつ岩」。↓

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約3万年前に起きた巨大噴火を始まりに、長い年月をかけて形成されたのが、この岩肌に見える柱状節理です。

新潟の清津峡でも見られますね。

このあまつ岩の上に生えた木々が紅葉して、岩肌と一つの風景を作り上げています。
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いきなり天人峡に魅せられましたが、メインはまだ奥にあります。

車で天人峡トンネルを抜け、またすぐに駐車場があるので停めます。

ここから少し歩くので、お散歩がてらみんなで。
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天人峡温泉街を突っ切っている忠別川沿いに、奥へ進みます。
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ここは渓谷美の景観と旭川からのアクセスの良さで、温泉街として知られました。

「羽衣の滝」という道内最大の落差(270m)を誇る滝があり、紅葉の時期には多くの観光客で賑わっていました。

しかし、2010年以降の度重なる土砂崩れによって道路や遊歩道が通行止めとなり、観光業は大ダメージを受けました。

ホテルも相次いで閉業し、今では一軒のみ。

その後、長期の復旧工事を経て、2018年に羽衣の滝への遊歩道が復旧し、全面開通しました。

今では観光客の足も戻りつつあります。
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温泉街側からもあまつ岩を望むことができます。
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駐車場から羽衣の滝へは、最初案内板がなく少しわかりづらいですが、坂を登って、廃業したホテルがある側へ渡ります。
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橋を渡って、右へずっと進むと、案内板が見えてきます。
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ここから滝までは、歩きやすい遊歩道が続きます。

ちなみに、半袖で行けそうな気温。
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温泉地なので、土手から湯気が出ていますが、硫黄臭くはないです。
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あ、なんか見えてきました。

。。。あれが羽衣の滝?f:id:harupug:20211201143021j:image

予想と違いすぎて逆立ちしそうになりながら、近づきます。
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万が一これだった時の為に、一応記念撮影。
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のぶ君の可愛い写真を撮っていると、橋の向こうから続々と人が歩いてきます。

もしかして、まだ続いてる?

でも滝なんか見えないしな〜、と疑いながら、さらに進みます。

すると、、、

ありました。

本物の「羽衣の滝」
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急に現れたダイナミックな滝に感動。

最高の季節に来ちゃいました。f:id:harupug:20211201142920j:image

お天気もバッチリなので、本気のカメラを持ったおじちゃん達がチラホラ。

のぶ君とはる君も撮ってもらえました。
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帰り道、途中で歩かなくなったはる君。
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のぶ君は行きは抱っこだったので、帰りは歩かせました。
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滝と反対側の山の頂上付近に滝見台があり、羽衣の滝の全景が見れます。

が、1時間くらいの登山だそうなので、やめました。

11:15、「天人峡」を出発。

給油して、次の目的地に向かいます。

なんか毎日給油してる気がする。

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北海道の自然の豊かさが裏目に出て、直線ではすぐの距離なのに山を避けて大回りしないと行けません。

あ〜、お腹すいた。

こういう時に限ってお店も見当たらないし、

”仕方がないので”おはぎでも頂きますか。
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💤

 

もうちょっとで着くという時に、ようやく良さげなお店を見つけました。

12:45、「お食事処 さつき」に到着。

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私↓辛みそラーメン
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母↓あさり出汁ラーメン
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そして、辛すぎて食べれなかったので、母のと交換しました。

鼻水が止まらない。

13:30、出発。

もう20分くらいで着きます。
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13:50、「層雲峡」に到着。

北海道の有名な温泉地ですが、私たちは今回が初めて。

紅葉の名所もあるので、楽しみです。

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「また歩くん?」って顔してるのぶとはるを抱っこして、散策へ。
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メイン通りには、ショップやレストランが並びます。

メイン通りを抜けたところにはロープウェイ乗り場があるのですが、ペット禁止なので断念。

黒岳の中腹までいけるロープウェイからは、赤く燃える紅葉の絨毯が見れるそうです。

今の時期(10月上旬)は温泉街が紅葉の見頃ですが、実は9月上旬には黒岳の山頂が早くもピークを迎えます。

そこから約1ヶ月かけて、徐々に紅葉が下りてくるそう。
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記念撮影

はいポーズ📸
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下アングルもいただきます。
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、、、なんか物足りない。

これじゃ、ほんとに層雲峡に来ただけになっちゃう。

やっぱりロープウェイに乗りたい!

ってことで、一旦わんこを置きに車に戻って、

人間だけで再び登ってきました。

↓ここがロープウェイ層雲峡駅です。
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で、入口まできましたが、

「現在、強風のため運休」と張り紙。

最悪。

運転再開の目処が立っているのか公式ツイッターで調べましたが、「本日はこのまま風が強くなる予報で、運行再開の予定はない」とのこと。

終わった。

ちなみに、、、

このロープウェイでは、標高1984mの黒岳の5合目(1300m)まで7分で行けます。

5合目では、30分くらいで散策できるようになっており、夏は高山植物を見ながらプチトレッキングもできます。

5合目から7合目までは、登山かリフトに15分揺られるか。

7合目には、「カムイの森のみち」という往復30分の散策路があり、終点にあるあまりょうの滝からは絶景が見れるそうです。

7合目から山頂までは、約1時間半の登山。

天気のいい時に、また再チャレンジしたいですね。

その時には、地面に降ろさないなどの条件付きでいいので、ペットOKになってるといいなぁ。

まあでも、北海道はヒグマさんの生息地でもあるので難しいですよね。

 

気を取り直して、車で数分のところにある

「銀河・流星の滝」を見にきました。

移動中の山肌がこれまたカラフルで、右目で前見て左目で景色見て、忙しかったです。

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まずは、「流星の滝」↓
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奥に行くと、
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↓「銀河の滝」
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この2つの滝を同時に見られる展望台が、売店の後ろの山にあります。
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クマ避け?のためか、爆音でラジオが流れています。
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15分くらいで登れるそうなので、わんこも連れて行きます。

熊鈴は車に置いてきてしまいました。
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わんこを抱っこしてひたすら階段を登ります。

のぶ君用のリュックを持ってくればよかったと、途中で後悔。

 

↓途中の休憩所から撮った「銀河・流星の滝」
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で、この御三方、この休憩所のベンチで待ってるそうです。

のぶ君「ちゃんと写真撮ってきてや。」
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母「熊と出会ったら、叫んでや。」

多分、助けに来てくれるんじゃなくて、犬連れて先に逃げるんだと思います。

出会わないことを祈りながら、まだまだ登ります。

怖いので、走ります。
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そして、久しぶりの有酸素運動に肺が悲鳴を上げ始めた頃、到着しました。

「双瀑台」です。
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そこから眺める「銀河・流星の滝」がこちら!
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ん?既視感。。。

途中の休憩所から見たのと、そんなに変わらない。

これは登った人にしか見れない景色です。

 

15:30、「銀河・流星の滝」を出発。

次も絶景スポットに行くのですが、少し雨が降ってきました。
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山道をさらに奥へ。

雲で覆われてすっかり暗くなってしまいましたが、

「三国峠」の展望台に到着。
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着く頃には雨も止みました。

三国峠は、道内の国道の中で一番標高が高い(1,139m)峠です。

ここにある三国峠cafeでは、自家焙煎した豆をハンドドリップで淹れた本格的なコーヒーを味わえるので、コーヒー目当てに来る人もいるそうです。

ですが、今回の目的は、この三国峠の展望台を少しすぎたところにあります。
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やってきたのは、「緑深橋」

手前の駐車帯に車を停めて、橋へ歩きます。

そしてこの緑深橋から見えるのが、ポスターでもよく見るこの絶景。

大雪山国立公園の樹海に浮かぶ松見大橋です。
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天気が悪くても、大スケールの絶景です。

これはきてよかった。

緑深橋を渡ったところにUターンできる場所があるので、そこでくるっと回って層雲峡に戻ります。

夕暮れ時は、鹿さんがdinnerに来ているので、飛び出し要注意。
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層雲峡に戻ってきました。

今日は「層雲閣グランドホテル」で日帰り入浴します。
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有名温泉地にしては優しい値段で日帰り入浴できます。

とても綺麗で、すべすべになりました。

暗くて露天風呂からの眺めは楽しめませんでしたが、強風で吹雪いてくるもみじを避けながら入る露天風呂もまた風情なり。

18:00、層雲峡を出発。

 

途中でスーパーに寄って、

今夜の寝床へ向かいます。

 

19:20、「道の駅 とうま」に到着。

と同時におもちゃで遊びだした5歳。
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いっぱい遊んで疲れて寝てくれ。

人間とわんこも夜ご飯。

北海道産のジャガイモで作られたポテサラは外せませんね。
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豆腐キムチとお酒もいいですねぇ。

そんな本日のラインナップに満足していると、、、

おっと、近い近い。

ほぼついてるよ。

でも、食べないところが賢いでしょ。
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豆腐をプレゼント。
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夕食後、ゴロゴロしてたら雨が降ってきたので、急いで散歩に行きました。

 

 

遊び疲れた5歳も、いい感じに寝てくれそうです。
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んー、やっぱり眠たい時が一番かわいい。
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おやすみなさい💤

 

 

↓本日の行程(263km)

(R1116の東川北7線ゲート⇄チョボチナイゲート間は、基本通行止めのため正しく表示されず、実際の行程よりも大回りになっています。)