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2020 犬連れ北海道旅行 10日目

【知床しか勝たん】

〜知床自然センター→知床峠→純の番屋→摩周湖→硫黄山

 

9月9日、旅行10日目。

 7:00過ぎ、起床。

おはようございます。

今日も晴天。少し暑いです。

この道の駅にしては珍しく、車中泊している車は少なかったみたいですね。

 静かでよく眠れました。

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気温が上がる前に、朝のお散歩へ。
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道の駅裏のウトロ漁港へ来ました。

ちょうど水揚げしているみたいです。
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漁港なのに、野良猫を見かけませんね。
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のび〜るはる君。
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車に戻って朝ごはん。
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皿洗いしなくていいくらいに舐めあげてくれました。
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こっちは、追加のふりかけ待ち。

はる君「あのスモークサーモンのやつがいい。」
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はる君「あんまり細かくちぎらんといてや。食感が失われるやろ。」
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人間も朝ごはん。
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通行人チェックしています。

気に入らない人が近くを通ると喋ります。
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今朝は起きるのが早かったので、はる君を持って少し周辺散策へ。

朝から海を眺めるって贅沢な気分。
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めっちゃ太陽光吸収してそう。
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8:45、「道の駅 うとろ・シリエトク」を出発。

今日は知床峠を通って、知床半島をウトロ側から羅臼側に横断します。

道の駅はまだウトロ市街ですが、知床半島の奥に進むにつれ山深くなっていき、、、

そして、世界遺産の中に入りました。

↓黄色線の範囲が世界自然遺産に登録されています。

 

 

世界遺産地域の紹介

 

引用元:

https://www.env.go.jp/nature/isan/worldheritage/shiretoko/area/index.html

環境省公式HP)

 

 

世界遺産に入った所で野生の鹿に出会いましたが、すぐに逃げたので写真に撮れませんでした。

人馴れしているより、人を見たらすぐに逃げる方がいいですよね。

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9:00、「知床自然センター」に到着。

知床の自然について学びに来ました。
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内部の写真はありませんが、知床の自然や動物たちについて、良い面も悪い面も知ることができました。

前回の記事で紹介したフレペの滝へは、この知床自然センターから遊歩道が続いています。

フレペの滝展望台へは片道約1kmで、クマ撃退スプレーなど簡単な登山グッズをレンタルすることができます。

クマさんに出会う覚悟ができれば、滝を見に行くのも楽しそうですね。

内部の展示が興味深くて、結構な時間滞在していました。

9:40、「知床自然センター」を出発。

 

奥に見えるのが、知床連山の1つである羅臼岳です。
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ドライブの途中に見える海は最高です。

カーブなので停まって撮れませんが。
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去年もそうでしたが、やはりシーズンが外れるからか、交通量は少ないですね。

馬力の弱いキャンピングカーなので、後続車がいない方が気を遣わずにドライブできます。笑

 

今走っているこの知床横断道路ですが、開通したのは昭和55年。

知床半島を横断する唯一の道路で、ウトロと羅臼を結んでいます。

例年10月下旬から4月下旬までは雪の影響で通行止めとなるため、「日本一開通期間が短い国道」と言われています。
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10:00、「知床峠」に到着。

確か去年はこの石碑が工事中でした。

知床峠展望台の標高は、738m。

霧や雲が多い場所ですが、幸運にもくっきりと羅臼岳が望めます。f:id:harupug:20210610160919j:image
少し方向転換をして、はるか向こうに見えますのは、国後島でございます、、、

と言いたい所ですが、流石にこちらは雲で覆われています。
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でもお天気によれば、北方領土が見える場所なんですね。

↓今日は見事な雲海となっていますが、、、
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 ちなみに、2019年は羅臼岳が霧で覆われていて国後島は見える、という今回と真逆の状況でした。

↓2019年撮影

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海の向こうに見える陸地が、国後島です。

 

10:20、「知床峠」を出発。

では、ここから羅臼側へ下っていきます。

ウトロから知床峠までの道に比べて、知床峠から羅臼への道は急なカーブが続きます。
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羅臼が近づくにつれて、何やら不穏な雰囲気が。

霧が濃くなってきました。

まあそれはそうと、去年羅臼で食べたお刺身が美味しくて忘れられないので、今年も絶対に羅臼でお刺身が食べたいと思っていました。

あえて去年とは違うお店にしました。

 

10:50、「北の国から 純の番屋」に到着。

「道の駅 知床・らうす」を過ぎてもう少し走ると、海岸へ続く分かれ道があります。↓
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駐車場はお店の前。

もう雰囲気がいいですね。
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北の国から2002〜遺言〜」のロケで使われた番屋を再現して作られています。

実際にロケで使われた番屋は、知床半島のさらに奥の車では行けない場所にあるそうですよ。
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外観だけでなく、お店の中も漁師色が強いです。
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大漁旗や漁に使われる道具がそのままインテリアとなっていて、面白いですね。
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定食や単品メニューが色々あって悩みましたが、心を決めました。

↓私は、海鮮丼。
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↓母は、刺身定食。
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羅臼に万歳🙌

それにしても帆立が大きくて甘い。

次も絶対に羅臼でお刺身食べようと心に誓いました。

あまり長居するとわんこ達に「また自分らだけ!」って怒られるので、さっさと車に戻ります。

ほら、もう見張ってる。
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今日は元々知床クルーズの予備日で、特に計画を立てていないので、とりあえず少し戻って道の駅へ。

 

11:30、「道の駅 知床・らうす」に到着。

あまり駐車場が広くないので、いつも混んでいる印象です。

また、羅臼漁港で獲れた新鮮な魚介を購入できてお土産が豊富なので、観光バスもよく停まっています。
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2階に知床食堂というレストランがあるのですが、ここの魚も美味しいと聞いていたので、実はここで昼食をとろうか迷っていました。

海鮮丼、定食、豚丼、カレー、ラーメンなどなど魅惑の食べ物が揃っています。

よし、次はここだな。

で、ちゃっかり買いました。

 「知床深層水バニラ

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そうなんです、羅臼海洋深層水を使用したソフトクリームなんです。

深層水とは、水深200m以深の水温が10℃前後に保たれている層の海水のことで、ミネラルや栄養分が豊富に含まれています。

太陽光が届かないくらい深く大気に触れることがないため、化学物質に汚染されず清浄性が高いそうです。

味は、少ししょっぱいバニラですね。美味しいです。

ちょっとシャーベットっぽい舌触りです。

12:00、「道の駅 知床・らうす」を出発。

 

ここからは摩周湖方面へ、約115kmのドライブ🚙

北海道ならでは?のような気もしますが、土地の広さの割に整備された道路が少ないので、最短経路でも結構大回りになることがよくあります。

今回もそうですね。

でも車窓の眺めが良かったり、あまり見ない物があったりするので、楽しくドライブできます。

お二人さんは、昼寝タイム。

家でもよくお昼寝しているので、長距離ドライブは2人にとってちょうどいい昼寝の時間。
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こんな直線道路を独り占め。

林から動物が飛び出してこないか少し怖いですが。
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14:00、「摩周第一展望台」に到着。
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特に夏場は霧の発生率が高いこの展望台ですが、今日は偶然にもはっきり見えます。

よく霧の摩周湖と言われますよね。

アイヌ語では、「カムイトー」(神の湖)と呼ばれます。

摩周ブルーと言われるこの深い青が、カムイトーの由来でしょうか。

透明度は、ロシアのバイカル湖に次いで世界第2位、もちろん国内では1位。

↓右にあるのが、摩周岳(カムイヌプリ)
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摩周火山の噴火によって火口部が陥没し、そこに水が溜まってできたカルデラ湖です。

真ん中に浮いているのは、カムイシュ島。

カムイシュの由来については諸説あるそうですが、「神になった老婆」という説が強そうですね。

この島にはアイヌ伝説があるそうで、だいぶ簡単に説明すると、孫を見失い悲しみに暮れる老婆が湖で休んでいると、そのままこの島になってしまったそうです。
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だって、のぶ君。
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摩周湖には3つ展望台がありますが、ここが大きな売店もあって一番人気の展望台です。

でも他の展望台からの眺めも良さそうなので、次は違うところから摩周湖を見たいです。
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14:35、「摩周第一展望台」を出発。

摩周湖屈斜路湖の間にある“アトサヌプリ”へいきます。

屈斜路摩周湖畔線を通って行きます。

 

         〜🚙〜

 

給油⛽️をして、

14:35、「黄山」に到着。

着く手前から匂っていました。

アイヌ語では「アトサヌプリ」(裸の山)

硫黄成分によって土地が酸性化しており植物があまり育たないため、このような名前がつけられました。
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明治10年にここで硫黄の本格的な採掘が始まり、後に鉱山での運搬効率が大幅に上がる鉄道の敷設が計画されます。

明治20年標茶までの線路が開通。これが現在の釧網本線の原形です。

硫黄は、マッチや火薬の原料として需要があり、採掘量も豊富だったため好景気が続きます。

釧路や標茶など周辺地域の発展も促しましたが、採掘量が激減したことで昭和38年に採掘事業が終了しました。

現在では、有名観光地となっています。
f:id:harupug:20210610160614j:image岩肌が黄色いのは、硫黄ガスが地表に近づくにつれて冷え固まり、結晶となって岩肌に付着しているからです。

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とても鮮やかな色で、本当に自然にできた色なのかと疑うほど綺麗な黄色です。
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 ↓所々噴気孔があり、ぼこぼことガスが出ています。

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匂いはもちろんですが、絶え間なく熱い蒸気も出ているので、苦手なわんちゃんもいると思います。

のぶ君、鼻づまりで良かったー。

のぶ君「温泉玉子は?こういうとこって、大体卵あるやろ。はよ。」
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私「のぶ君、写真撮るから良いお顔してくれたら、玉子買うわ。はいチーズ📸」

のぶ君「ニコッ」↓
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ということで、玉子を買わされるみたいですね。帰りね。

 母、硫黄山に合わせて黄色の衣装で来たのでしょうか。

はる君もこの顔。↓

はる君「俺は鼻の穴ちゃんと開いてるのに、なんちゅうとこに連れて来てくれてるねん。」
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まあまあ、ちゃんと温泉玉子買いますから。

1個だけ買いました。
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白身の部分を献上。

玉子は、はる君も食べてくれることが多いです。
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ここで、明日のアクティビティの予約を入れておきます。

明日の10時からの予約が取れました。

てことで、お風呂に入りにいきます。

15:50、「硫黄山」を出発。

 

           〜🚙〜

 

16:15、「ホテル 摩周」に到着。

日帰り入浴させていただきます。

去年は川湯温泉に入ったので、今年は摩周温泉にしました。

明治18年開湯の摩周温泉は、道東最古の湯と言われています。
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お風呂は内湯1つでそんなに広くはないですが、綺麗です。

お湯は少し熱め。貸切状態でした。

17:30、「ホテル 摩周」を出発。

厚岸方面へ向かいます🚙

 

すると、道中田んぼの真ん中に鶴?らしき鳥がいたので、もしや、、、と思って車を停めました。

で、よく見てみると、、、

丹頂だ!
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丹頂とは鶴の一種で、日本最大の鶴です。

頭が赤いのが特徴。

日本で野生で繁殖している唯一の鶴で、道東を中心に生息しています。
思いがけないところで出会えました。
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丹頂との出会いもあり、途中でスーパーにも寄って、

19:20、「道の駅 厚岸グルメパーク」に到着。

去年も来ましたが、港町にある道の駅で夜は静かな所です。

着いてすぐに、わんこのお散歩。
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からの夜ご飯です。
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3日に2日はポテトサラダを食べていますね。

そして北海道のおはぎは、大体美味しいですよね。
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食後、はる君は内緒のチュッチュタイム。

ズボンを吸ったり、噛んだり、眠たくなったらする癖です。
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好きな生地と嫌いな生地があるみたいで、好きな生地の時は数分間チュッチュタイムが続きます。

もちろんその間、被害者側は動けません。
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車も少なく、今日もぐっすり眠れそうです。

いつか羅臼でホエールウォッチングもしたいですねぇ。

今日は早起きしたので、22:00前にはもう就寝。

おやすみなさい💤

↓本日の行程

(知床横断道路が通行止めみたいで実際の行程が表示されないので、道の駅知床・らうす以降の行程です。)