3月4日、旅行3日目。
これまた目覚ましが鳴る前の7時に起床。
夢もあまり見てないので、疲れて爆睡している模様。
これは痩せるぞ♪
朝はだいたい良い天気だけど、夕方頃から吹雪いてくるってこっちに来て知った。
美意識高めな朝食。
チェックアウトは明日の朝なので、今日は少ない荷物で出掛けられる。
一応スノーブラシ買って持ってきたけど、レンタカーに積んでくれてた。
でもせっかく買ったので、自前のブラシで雪かき。
人生初だ。
走行中に屋根から雪が落ちてくると前が見えなくて危ない、とネットに書いてあったので入念に雪かき。
今日は午後からアクティビティを予約しているので、午前はフリー。
てことで、フレペの滝を見に行きます。
寄り道して、今日の流氷を見る。
今日もガッツリ来てますね。ちなみに、先週は流氷がなかったらしい。
潮の流れによるので、これは運。
昨日までは除雪されてる道が多かったけど、流石にうっすらと雪が積もってる道もある。
知床自然センターに到着。
フレペの滝は去年の10月にも行ったけれど、北海道はグリーンシーズンとウィンターシーズンでは全く景色が違うと分かったので、実質どこに行っても初めての光景。
冬のフレペ楽しみ。
スノーシューをレンタルして、履き方を教えてもらう。
初めてのスノーシュー。
意識して肩幅くらい足を開いて歩かないと、お互いのスノーシューを踏んでしまう。
違和感はあるが、午後はこれを履いて長時間歩かないといけないので、今のうちに慣れておきたい。
多分クマはまだ冬眠してるだろうから、熊鈴もクマスプレーもなし。
人間の足跡はたくさんあるが、まだ人に出会わない。
静かで、小鳥のさえずりや小動物の動く音が聞こえる。
「足跡はいろんなルートに残ってるのですが、一番大きく開いている木々の間を通っていけば大丈夫です」と言われたが、これはグリーンシーズンに来たことがないと迷うかも。笑
雪原に出て、他のツアーグループが遠くに見えたので、安心。
そして、なんとか無事フレペの滝に到着。
海側を見てからの、、、
滝!
うわ、凍って水色っぽくなっててめっちゃ綺麗。
これは感動。
電波もギリ通じそう(?)なので、ここはおすすめ。
で、帰り道ちゃんと迷いました。
滝から後ろを向いたら、もう森のどの道を通って来たのか分からなくなった。
で、一番開けてる木々の間歩いてたら、なぜか道路に出た。
なので、スノーシューを外して、知床自然センターの標識を目指して歩く。
スマホのマップが動いて良かった。
スノーシューを返却して、施設内のカフェでおやつと明日の朝ご飯をゲット。
午後のツアーは13:30からで結構歩きそうなので、早めにお昼ごはん食べて消化させよう。
道の駅の前のお店で。
サービスランチの、チキンカツのトマトカレー。
カツカレーだったら重かったけど、チキンカツなので脂っこくなくて美味しい。
食後はプリンかコーヒーか選べて、ツアー中トイレに行けないことを考えてプリンをチョイス。
これがまた美味しい。
お昼ごはんを食べ終え、まだ時間があるので、またまたオシンコシンの滝へ。
前回は2回しりもちをついたので、チェーンスパイクを装着してリベンジ。
とりあえず分かったのは、チェーンスパイクすごい。天才。
上り坂も下り坂も全然滑らない。
雪が凍ってアイス状になってる所も滑らない。
余裕で一番上まで行って、余裕で下れた。
流氷を見ながら下る余裕もある。
オシンコシンの滝からの流氷も綺麗。
こんなに接岸してるのは、ほんとにラッキー。
知床自然センターに戻る前に、またプユニ岬に立ち寄る。
何回も通ってるのに、こうしてちゃんと立ち寄るのは、今回の旅行が初めて。
本日2回目の知床自然センター。
ここから、原始の森スノーシューツアーが始まる。
この回は参加人数が多いらしい。
原始林や二次林を通って、かろうじて足跡で道になってる道なき道を進む。
ここはガイドさんなしでは来る勇気がない。
森の中なのでたくさんの足跡がある。
足跡で動物の見分ける方法を教えてくれた。
でも、まだきつねしか見分けられない。
この木、持って帰ってクリスマスツリーにしたいな。
これは、クマが引っ掻いた跡。
知床半島の左側には湾がいくつかあり、その湾の上は風が強いのでこのように草原になっているらしい。↓
↑真ん中にきつねが映ってる。
見晴らし最高。
再び森の中に入ると、鹿の親子がいた。
脅かさないように、みんなでゆっくり通り過ぎる。
それでも子供は人間を警戒して少し後ろに下がったけど、親はずっしりと座ったまま。
さらに奥へと歩いて、2個目のビューポイント。
ここがこのツアーのハイライトらしい。
まさに絶景。
流氷がある冬の風景を先に見たので、草木が茂る夏の風景は想像もできない。
この写真では伝わらない景色だな。
これは慣れないスノーシューを履いて頑張って歩いた甲斐があった。
帰りも、行きとは違うルートで森を散策しながら歩く。
これは、最大のキツツキ・クマゲラが開けた穴。
木をつついた音で判断して、中に虫がたくさんいそうな木を選んで穴を開けるらしい。
低い音だと当たり。
↓これは、冬眠用にクマが掘った穴。
入口は狭いけど、中は大人3人くらい入れるスペースがあるそう。
このクマは特に賢くて、雪解け水がちゃんと下に流れるような斜面、且つ、入口に倒木があり見えにくい場所に穴を掘ったらしい。
色々見れて勉強にもなったスノーシューツアー。
モモンガが見れなかったのが残念。
スノーシュー尽くしの1日で、最後の方はもう大腿直筋が痛くて久しぶりに味わった疲労だった。
当分スノーシューは履きたくない。
チェーンスパイクは大好き。
帰りに、これまたプユニ岬から夕陽鑑賞。
さらに、流氷SUPした場所からも鑑賞。
綺麗すぎるやろ。
普段夕陽とかわざわざ見ないけど、やっぱり旅先の夕陽は格別。
しかも、流氷に沈んでいく夕陽なんて、北海道でしか見れない。
コンビニでお酒を買って、帰宿。
とりあえず先にお風呂に入って、久しぶりに稼働した筋肉を癒す。
今日のイベントは、まだ終わらない。
今夜はなんと、宿の夕食が食べられる。
ガイドさんもおすすめしてたので楽しみ。
生ビールがなかったので、SAPPORO CLASSICの瓶。
魚メインで、鹿肉もある。
テレビが見れる特等席で頂く。
刺身も煮魚もめっちゃ美味しい。
普段は小骨がめんどくさくて焼き魚は避けてるけど、骨取りしてまで食べたい美味しさ。
しっかり味のする魚に優しい味付け。
鹿肉もクセがなくて、タレでご飯がすすむ。
煮魚がとろける食感だったのが印象的。
食事付きにして良かったー。
ここにのぶ君とはる君がいたらもっと最高だ。
デザートのプリンも美味しい。
そういえば、本日2個目のプリンか。
お風呂も入って美味しいご飯も食べて、部屋に戻ったらもう布団が敷いてあるなんて、、、
そりゃすぐ寝るに決まってる。