【充実の寄り道day】
〜当麻鍾乳洞→神居古潭→道の駅るもい→三毛別羆事件復元地〜
10月11日、旅行6日目。
6:40、おはようございます。
目覚ましなしで早起きできたのに、あいにくの雨です。
車中泊していたのは、道の駅とうま。
大通り沿いにあるので音はしますが、目の前にローソンがあるので利便性はいいです。
旭川に近いからか、15台くらい車中泊していました。
雨の中、ささっと朝のお散歩。
車に戻って朝ごはんタイムです。
はる君は半分くらい食べました。
のぶ君には”残す”という概念がありません。
のぶ君がご飯残すなんてことがあったら、すぐに病院に連れて行きます。
人間も、旅行っ気のない普通の朝ごはん。
あ、都会に近いからテレビが映る。
雨は止みましたが、少し寒いです。
二度寝。
8:30、道の駅を出発。
当初の計画では日本海側(オロロンライン)に出る予定でしたが、計画より一日早まっており余裕があるので、寄り道しながら進みます。
8:50、「当麻鍾乳洞」に到着。
わんこも抱っこで見学できるので、前々から行ってみたかった場所です。
朝早いので、一番乗りでした。
さ、行くよ。
、、、パグ「まだ眠いので、遠慮しときます💤」
とのことで、全然毛布から出てこないので、置いていきます。
掃き途中の落ち葉と共に、はいチーズ📸
事前に犬OKとは調べていたんですが、もしかしたらキツネに間違えられるかもしれないと思い、一応受付のおばちゃんにはる君を見せて、「”犬”大丈夫ですか?」とキツネではなく犬であることをアピールしておきました。
抱っこで大丈夫ですよーと言ってもらえました。
ここ当麻鍾乳洞は、約1億5000万年前のジュラ紀から長すぎる年月をかけて形成されました。
北海道天然記念物に指定されており、学術的にも価値のある鍾乳洞だそうですが、難しいことはわかりません。
洞内は5つの部屋に分かれており、こんな通路で繋がっています。
屈まないと通れないところもあるので、特にわんこを抱っこしている時は注意が必要ですね。
落とすとブチギレられますからね。犬に。
暗いところが少し苦手なはる君。服の中で温めておきました。
そんなに大きくないので、見学はすぐに終わります。
帰り道はちゃんとお土産屋さんの前を通るようになっていますが、店内は犬禁止だったので入ってません。
ロックガーデンではる君もリフレッシュ。
車に戻ってきました。
同じ位置でまだ寝てます。
9:30、「当麻鍾乳洞」を出発。
寄り道しながらオロロンラインに出ます。
まず最初の寄り道は、ショッピングモール。
秋の北海道をナメており、夜中寒くて目が覚めるのでフリースのトレーナーを買いました。
〜🚙〜
また寄り道します。
11:10、「神居古潭」に到着。
紅葉の名所ということで、寄ってみました。
神居古潭とは、その名の通り「神の村」。
ここは川幅が急に狭くなっており、水上交通の難所でした。
船の転覆事故などが多発し、それをここに住む神々の仕業だと考えたアイヌの人々は、ここを通るたびに神々に祈りを捧げるようになったそうです。
橋を渡るのが好きなのぶ君。
川はびっくりするくらいの濁流です。
川以外はめっちゃ綺麗。
橋を渡って対岸に行くと、駅舎があります。
昭和44年に廃駅となるまで、実際に旧函館本線・神居古潭駅として使われていました。
現在のこの建物は、明治末期に建てられた駅舎を復元したものです。
電車のタイヤ目線で📸
蒸気機関車も置いてあります。
帰りにこんな看板に気付きました。
人の少ない日で良かった。。。
11:40、「神居古潭」を出発。
1時間くらい日本海を目指して走りました。
そろそろお昼ご飯の時間。
道の駅に行けば何かご当地の美味しいものが食べれるだろうと思って、近くの道の駅に来ました。
12:45、「道の駅 るもい」に到着。
やけに綺麗な道の駅だなと思ったら、2020年にオープンしたばかりでした。
が、期待したレストランはなく、食事は外の出店みたいなのだけです。
寒いので、買って車で食べます。
たこ飯、たこザンギ、えび天、ほたて天、最高の昼ごはん。
道の駅のすぐ向かいが留萌漁港なのですが、多分そこから来たタコ。
たこザンギが特に美味しかったです。
はる君「食べ終わったん?じゃ、あそぼ。」
13:20、「道の駅 るもい」を出発。
それにしても、留萌に入ってから一気に寒くなりました。
トレーナー買っといて良かった〜。
いよいよオロロンラインです。
普通、留萌から稚内を目指そうと思えば日本海は左手に見えるんですが、今日は寄り道dayなので、少し南へ下って増毛を目指します。
給油して、
13:45、「國稀酒造」に到着。
ずっと来たかった日本最北の酒造です。
海辺にある木造建築物を想像した時に真っ先に思い浮かべるような色をした歴史を感じる建物よりも、ポストが気になります。
この国稀酒造ですが、創業者の本間泰蔵が新潟から小樽へ渡り、その後明治8年に増毛に移住して呉服商を始めたところから始まります。
大好きな栗山の小林酒造も、先代が新潟から札幌に移ったところから始まります。
この時代、新潟から渡道した人が多かったのでしょうか。
売店、資料室は自由に見学でき、なんと奥には利き酒コーナーが。
母は、一応昔の国稀酒造の資料なんかも見てるフリしながら、奥の利き酒コーナーまで一直線。
無料で3種類も試飲できます。
限定品もあり、迷っています。
母上が選抜した利き酒ラインナップは、ひやおろし、あかね雪、とあと1つ忘れました。
さてこの3種類の中から、誰がお買い上げされるのでしょうか。
日本酒とホタテのおつまみを買いました。
水汲み場もあるので、ここで汲ませて頂きます。
なんかわからないけど、美味しそう。
お次は、すぐ近くにある
「旧商家丸一本間家」へ。
酒造業以外にも海運業などさまざまな事業を手掛けた本間家の住居兼店舗です。
明治時代に建てられた建物群。
増毛町有形文化財に指定され、修復・保護されています。
最初に見学するのは、道路に面したこちらの部屋。
呉服屋を営んでいた時に、店舗として使われていました。
奥へと続く廊下。いい雰囲気です。
奥の部屋では、事務や会談が行われたそうです。
最奥部の住居部分が簡素なのが意外でした。
本間家を見学後、徒歩でそのまま大きな倉庫へ。
鰊漁に使われた船が展示されています。
数回しか使われなかったため、綺麗な状態で保存されています。
増毛観光はここまで。
15:10、増毛を出発。
今度こそ海を左手に見ながら北上。
もちろん、母上は助手席。
苫前町でオロロンラインを外れて内陸へ。
ベアーロードを走ります。
曇りでもう夕方近かったのでどうするか迷いましたが、今日はなんと言っても寄り道day。
寄らねばなりません。
てことで、パンクしないように祈りながら、こんな砂利道を森の中へ。
パグの散歩くらいのスピードです。
16:35、「三毛別羆事件復元地」に到着。
大正4年、冬眠しそこなった340キロの巨大なオスのヒグマが、次々と民家を襲撃。
計8人が亡くなり、戦後最悪のヒグマ事件と言われています。
ベアーロードには可愛らしい熊の看板がありましたが、森に近づくにつれリアル熊の怖い看板に変わりました。
曇り空も相まって、本当に熊が出そうな雰囲気。
母は、怖くてわんこと一緒に車に残るそうなので、1人で降ります。
車の鍵を開けといてもらって、いざとなったらいつでも車に駆け込む準備。
こんな簡素な小屋を300キロ超えのヒグマに襲われたら。。。
ちびりそうなので、ささっと見学して急いで車に戻ります。
いよいよ日も落ちてきたので、これで寄り道も終わり。
時間があれば、苫前町郷土資料館にも行きたかったです。
もう一度オロロンラインに出て、今夜の宿泊地を目指して北上します。
と、その途中、かわいい横断者が。
可愛いですが、これだけ人間や車に慣れてしまっては不幸な事故に巻き込まれます。
本当は、人間を見たらすぐに逃げるのが理想。
鹿もdinnerタイムみたいです。
うちのキツネは爆睡。
雨が降ってきました。
スーパーが閉まる前に買い出しをして、
17:50、「道の駅 ほっと♡はぼろ」に到着。
日帰り入浴できるホテル、バラ園が併設されています。
バラ園の方の駐車場にも24時間使用可能なトイレがあるので、そちらに停めました。
とりあえず、散歩。
トゲ注意。
さて、人間はお風呂に行きます。
1人ワンコイン。
茶色いお湯の露天風呂が気持ちよかったです。
温泉併設の道の駅はやっぱりいいですね。
入浴後さっぱりしたまますぐ飲める。
dinnerタイム🍴
今日も美味しそうな海鮮。
国稀酒造で買ったおつまみも。
そして、こちら↓が国稀酒造で見事母上の御眼鏡にかなって、購入した日本酒。
「ひやおろし」
日本酒にお刺身なんて、最高なんでしょうね。
もちろんパグも、二次会に参加。
まったりタイムの後、みんなで最後のお散歩へ。
寄り道三昧の1日でしたが、とても充実していました。
22:30、おやすみなさい💤
↓本日の行程(240km)
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