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2020 犬連れ北海道旅行 15日目

【いよいよ本州へ戻る日】

〜函館港→大間港→大間崎→恐山〜

 

9月14日、旅行15日目。

6:30、おはようございます。

目を覚ましたのは、

「道の駅 なないろ・ななえ」。

去年もフェリーに乗る前日は、ここで車中泊しました。

にしても、今年は車が少ないですね。f:id:harupug:20210904235754j:image

17.6℃。

肌寒いけど、これくらいがちょうどいいです。
電燈に突き刺すくらい存在感をアピールしてくるジャガイモがいますが、ここでは地元の新鮮野菜が買えます。

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七飯町は農業で有名で、

西洋農業発祥の地」と言われています。

幕末の箱館開港に伴って西洋の文化や技術が伝えられましたが、農業技術もその一つです。

ドイツ人商人ガルトネルは、当時蝦夷地の政権を掌握していた榎本武揚と契約してここ七飯町に農地を借りました。

ガルトネルは祖国ドイツから、農業器具、種、技術を持ち込み、日本人農夫を雇って西洋式農業を実践。

外国船に食料を供給するためにも、伝統的な農法ではなく近代的な西洋農法が求められました。

 

道の駅の建物裏に芝生スペースがあるので、ここで朝のお散歩。
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はる君「なんかここ去年も来ませんでした?」
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風向きによって馬?の匂いがするのですが、遠くに馬らしきものを発見。
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車に戻って朝ごはん。
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北海道最後のご飯だよ。

って、いつも通りのご飯だけど。。。
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人間もいつも通りの朝ごはん。
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さてさて、フェリーの時間もあるので出発しますか。

7:55、「道の駅 なないろ・ななえ」を出発。

 

天候が心配でしたが、フェリー会社から連絡がないので、通常運行してるっぽい。

小雨だし、風が強くなければいけそうだな。

 

8:30、「津軽海峡フェリーターミナル」に到着。

あら、のぶ君、早起きしたからもう眠たいの。
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まずは、窓口へ。

予約番号を控えた紙と車検証、一応犬の接種証明書を持って、、、
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窓口横の台で申込届出書に記入して、無事に受付完了。

もらった紙を、フロントガラスの見える所に置きます。
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あと、この札をわんこを入れるキャリーの見える所に付けます。

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準備完了。

あとは、乗船開始まで車で待機。

はる君、遅刻してる人がいないかチェック中。

ヒトには厳しい男です。
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その間にコソッとプリンを食べよっと。
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あ、寝てたくせに、
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手前に停まっているブルーハピネスは青森港行きのフェリーで、私たちが乗るフェリーは奥の大函丸。
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9:00、乗船開始。
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たまたまか犬連れなのを配慮してくださったのか分かりませんが、エレベーターの近くに停めれました。
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わんこはケージやキャリーに全身を入れて移動します。

大型犬などにはカートの貸し出しもあります。
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船内のレセプションで鍵を受け取って、ドッグルームへ。

今回は初めてのドッグルーム。

いつもフェリーは一緒の部屋なので、はる君が泣かないか心配です。
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ドッグルーム内は綺麗に掃除されており、ケージも鍵付き。

ドッグルーム入口とケージの二重施錠なので、安心ですね。

ベンチもあるので、最悪はる君が泣き止まなかったらここで一緒に過ごせます。
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飼い主がドッグルームにいる間は、わんこをケージの外に出してOK。

中にトイレシーツを敷いて、下が硬いので毛布も入れておきました。
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なんかいい感じに収まってるので、私たちはそそくさと退出。
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少しの間、外から扉にへばりついて泣いていないか聞き耳を立てていましたが、どうやら大丈夫そう♪

イェーーーイ。

レディースルームがあったので、そこでゴロゴロしながら少し東北の計画を立てようと思っていたんですけど、船が揺れる揺れる。
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津軽海峡は揺れると知っていましたが、天気が悪いせいもあってか、これまでで一番揺れました。

ほんとに吐くかと思った。
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90分の船旅が終わり、11:00、下船開始。

大函丸さん、ありがとーぅ。
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で、今回わざわざ大間に降り立ったのは、

本州最北端、マグロ、恐山

この3つを制覇するため。

 

まずは、本州最北端に向かいます。

11:20、「大間崎」に到着。

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「本州最北端の地」です。

ここから北海道までは最短距離で17.5kmしか離れていないので、晴れた日には肉眼で函館の町が見えるそうです。

今日はもちろん何も見えません。
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風がすごくて、はる君が飛ばされそう。。。

 

そしてここ大間といえば!

マグロ!f:id:harupug:20210904235650j:image

もちろん昼食はマグロです。

この辺にはいろんな店が点在していて、プレハブで地元のおばちゃんが焼いてくれる炉端焼きなども美味しそうでした。

だがしかし、そんな誘惑には負けず、私たちがやってきたのは、

食事処 魚喰いの大間んぞく

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↓母は、マグロ刺身定食
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中トロと赤身が味わえます。

 

↓私は、3色マグロ丼
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大トロ、中トロ、赤身。

めっちゃ美味しかったです。

嫌な脂っこさじゃないので、トロが苦手の母でも大トロが食べれました。

赤身も中トロみたいな感じで、関西だと中トロのフリして売ってもバレないと思います。

最高でした。

 

12:10、「魚喰いの大間んぞく」を出発。

出発してすぐに、道路を横切る歩行者を発見。

おこぼれをもらいに来たのでしょうか。

この辺の鳥や猫は、グルメが多そうですね。
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さて、これから霊場へ向かいます。

こんなに荒れてるんだから、フェリーも揺れるわけだ。
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段々と山の中に入ってきました。

お?あれは、、、

野生のサル発見。

しかも、結構います。

みんなお尻が真っ赤。
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13:50、「恐山 菩提寺」に到着。

イタコの口寄せで有名な霊場です。

この先ペット禁止。

寒いので、薄いダウンを着ていきます。
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で、境内の写真は諸事情で掲載しません。笑

言葉での説明になるのですが、境内には4つの木造の湯小屋があります。

恐山温泉が湧いていて、参拝者の方は無料で自由に入浴できます。

昔は、この温泉で身を清めてから、お参りしたそうです。

 

恐山菩提寺から岩場を通って奥に行くと、

なんとも神秘的な湖があります。

宇曽利山湖」です。
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霧に囲まれていて一層幻想的に見えますね。

宇曽利山湖は、恐山のカルデラ湖で、強酸性のためウグイなどが少し生息しているだけだそう。
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透明度が高くとても綺麗なエメラルドグリーンで、白い砂浜は極楽浜と呼ばれています。
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現実世界には存在しないビーチのようです。

 

ここ恐山は、高野山(和歌山)と比叡山(滋賀)と合わせて日本3大霊場です。

高野山比叡山は犬連れで参拝可。(建物内は不可)

初めて恐山に来て、感じたことのない独特の空気を味わいました。

不気味でもなく、霊を感じるわけでもなく、言葉ではうまく表せない雰囲気なんです。

心が静まって、すーっと透明になる感じでした。

 

15:10、「恐山」を出発。

 

東北は日本海側を観光しながら帰ることにしたので、青森市内の方へ向かいます。

陸奥湾沿いを走って、温泉を探しましょうか。

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函館から青森に渡った瞬間、もう本州の景色になるんですよね。

夕暮れ時でも、雰囲気が全然違います。

あぁ、北海道が恋しい、、、

いや、ちょっと盛りました。

久しぶりの本州の雰囲気に、落ち着きと少し精神的な暑苦しさを感じています。

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17:25、

道の駅 浅虫温泉ゆ〜さ浅虫」に到着。

大人¥350/人!

露天風呂はないですが、浴場が5階にあるので陸奥湾を眺めながら入れます。
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浴場は広くて綺麗でした。

入浴後、わんこのお散歩をしてから出発。

18:40、「道の駅 浅虫温泉ゆ〜さ浅虫」を出発。

コンビニに寄って、もう少しだけ走ります。

 

  〜🚙〜

 

19:50、「道の駅 なみおか アップルヒル」に到着。

やっと夕食タイム。
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ついに、本州まで戻ってきました。

北海道は終わってしまいましたが、東北も歴史的に興味深い場所で、まだまだ周りたい所がたくさんあります。

明日からの東北観光が楽しみだー。

21:30、おやすみなさい💤

 

↓本日の行程