【ルイベを初体験】
〜サロマ湖展望台→オホーツク流氷館→道の駅あいおい〜
9月7日、旅行8日目。
おはようございます。
車中泊していた道の駅おこっぺは、町中にありますが大きな道路に面していないので、快適に眠れました。
車中泊している車も少なかったです。
今日もいい天気。
道の駅の裏は芝生広場になっており、気持ちいい散歩ができました。
というと芝生でのびのび散歩したみたいですが、芝生が少し湿っていたので、道の駅の周りをくるっと歩きました。
知らない町を散策するのも楽しいですね。
朝の一振り。
で、車に戻って朝ごはん。
こいつ↓、ふりかけをおかわりしています。
少しだけフードを残しておくと、追加でふりかけをかけてもらえることを知ってるんです。
なんて悪賢いんだ。
のぶ君にはそんな知恵がないので、残すことなく一気に食べちゃうんですけどね、、、
人間は、まだお腹が空いていないので、朝ご飯の前に次の道の駅へ移動します。
7:50、道の駅おこっぺを出発。
今日もオホーツク海を眺めながら走ります。
稚内から網走までオホーツク海沿いを走る道路を「オホーツクライン」と呼びます。
途中点々と漁村がありますが、ほとんどは原野が続いており、爽快なドライブができます。
特にエンストに注意したいのも、このオホーツクラインですね。笑
綺麗な空と海。
サイドミラーには一直線に続くオホーツクライン、、、は映っていない。
8:30、「道の駅オホーツク紋別」に到着。
外観を撮り忘れましたが、大きな道の駅で駐車場も広く、流氷科学センターが併設されており、そこではオホーツク海や流氷のことについて学べます。
ここまで来ると、町も拓けており、人や車が増えてきました。
ここで人間の朝ごはんタイム。
のぶ君はさっき食べたよね、、、
はる君は、頼んでもないのに警備員してくれています。
朝ごはんが終わると、母の変身タイム。
とてもじゃないですが、写せません。
強めのモザイクにしておきました。
少し暑いので、扇風機で涼んでいます。
少し歩いたところにある流氷科学センターがメイン施設ですが、別にトイレが駐車場のすぐ近くにあるので便利です。
私たちは冬に北海道に来ないので、なかなか乗れません。
夏場に流氷体験をしてみたいという方は、この流氷科学センターで本物の流氷に触れることができるそうです。
流氷観光船は、わんちゃんも乗れるんですかね?
どっちにしろ、「そんな寒いところ行きたないわ」ってパグとマルチーズにグチグチ言われそう。
用意もできたので、道の駅を出発。
する前に、電話で明日のアクティビティの予約をしておきます。
そのアクティビティとは、念願の知床クルーズです。
お天気に左右されるので様子を見て予約しようと思い、あえて旅中に予約しました。
ちなみに、今回たまたまコロナ禍で観光客が少ないので直前でも予約できましたが、知床クルーズは人気なので、特に夏休みシーズンは事前に予約しておく方が安心です。
9:45、「道の駅 オホーツク紋別」を出発。
さらに南下して、サロマ湖を目指します。
直線道路、畑、海。いい景色!
ほんとに、北海道は移動でさえ楽しい。
これはとうもろこし畑?
移動中に、この旅の走行距離が2000kmを超えました。
〜🚙〜
10:45、「サロマ湖展望台」に到着。
この展望台は、サロマ湖沿岸にある幌岩山山頂付近に位置します。
主要道路を外れて山中に入り、最後は砂利道が続くので、パンクしないかドキドキでした。
キャンピングカー1台がギリギリ通れるような狭い道も続くので、対向車が来なくてほんとラッキーでした。
駐車場からは歩いて行きます。
ヒグマ出没注意の看板があるので、ささっと行きたいと思います。
地味に負荷がかかる階段を登っていくと、展望台が見えてきます。
山の中の展望台なので、木製なのがマッチしています。
あ、ついにあいつ片手で持たれてる。
幌岩山には登山遊歩道があるので、歩いて登ることもできます。
片道1時間程で、急なところには手すりがついていたり整備されているそうなので、うちみたいに歩かないわんちゃん連れでも登れそうですね。
いよいよ展望台。
すごい眺めです。
写真には収まりきらないですが、周りに高い山がないので360度見渡すことができます。
絶対に落とさないように、はいチーズ📸
海と湖を隔てている砂州がうっすらと見えますが、空、海、湖、と視界のほとんどが青で埋め尽くされます。
この望遠鏡は無料で使えました。
いやー、まだ途中ですが、今回の北海道旅行の中でもかなり上位に入る景色でした。
ちなみに、サロマ湖は、琵琶湖、霞ヶ浦(茨城県)に次ぐ日本で3番目に大きな湖です。
11:10、サロマ湖展望台を出発。
そろそろお昼時ですね。
美味しい魚が食べたい気分。
のぶ君は、お昼寝気分。
網走方面で、魚が食べられるお店を探していると、、、ありました。
12:25、「網走番屋」に到着。
網走番屋は古い倉庫を改修して造られた建物で、お店がいくつか入っています。
レストラン、ショップ、海鮮問屋など。
私たちは一番奥にある「番屋の炭火キッチン 炉端のろばた」に決めました。
風が心地良いので、テラス席で頂きます。
すぐ横には網走川が流れており、堤防の向こうはオホーツク海です。
きました。美味しそう!
母は、日替わり漁師定食。(下)
私は、豚しょうが焼き定食。(上)
ついさっきまでは魚の気分だったんですけど、「網走ポーク」の文字を見た瞬間、やられました。
母の定食は、煮魚に刺身に蟹のお味噌汁にと魚づくしです。
お刺身の一番左にサーモンがあるんですけど、これ半凍りのまま食べるんです。
北海道の郷土料理で、冷凍した魚を解凍せずに刺身にして食べる料理を「ルイベ」と言うそうです。
ルイベはアイヌ民族発祥の料理と言われており、アイヌ語で「溶ける食べ物」という意味があります。魚を冷凍することで冬の保存食にもなり、またアニサキスなどの寄生虫を死滅させることができます。
ルイベに使われる魚は、鮭やマスが一般的ですが、イカなどがルイベにされることもあるそうです。
ルイベには、今日初めて出会いました。記念日。
普通のお刺身に比べてシャリシャリしていて、口の中で徐々に溶けていき、初めての食感でした。
網走ポークはもちろん、美味し過ぎました。
13:15、網走番屋を出発。
せっかくなので、オホーツクの冬を体験しに行きます。
13:35、「オホーツク流氷館」に到着。
ちょうど曇っているので、駐車場が陰になっています。
のぶ君はる君、少々お待ちを。
まずは、海の住人達にご挨拶しに行きます。
↓クリオネちゃん
↓あなたはどなた?
↓フサギンポ
ちょうどプロジェクションマッピングが始まる時間だったので、見せてもらいます。
これが結構リアルで迫力のあるものでした。
お次は、いよいよ流氷体験。
母は、防寒用のコートを借りていました。
階段を降りると、そこは冬の北海道。
この氷、オブジェではなく本物の流氷です。
たまにキタキツネさんと目が合うことも。
そろそろ、半袖でこの部屋に入ったことを後悔し始める頃ですね。
寒っ。というか、空気が冷たい。
あ、のぶ君。
さ、外に出て体を溶かしましょう、ということで、
14:05、「オホーツク流氷館」を出発。
外との気温差で、体が変な感じ。
ここまではオホーツク海沿いをひたすら走ってきましたが、ここからは内陸部に約60km入ります。
ある1つの目的のために、、、
景色も、牧草地や山が多くなってきました。
15:30、「道の駅 あいおい」に到着。
そうです、片道60kmの寄り道をした理由は、、、クマヤキを食べるため!
去年初めて食べたんですけど、この一年間ずっと忘れることができませんでした。
っていうのは少し大袈裟ですけど、
でも、それくらいの勢いで美味しいんです。
中の売店で売ってます。
あら、ナマクマさんは、完売しちゃってる。
「いらっしゃるクマさん、全種類ください。」
道内産の小麦粉や小豆が使用されている元祖クマヤキです。
至極のコーヒーブレイク。
ちょっと誰ですか、右のヒグマさんの顔かじったの。
犯人は、絶対のぶ君。さっき口が動いているのを目撃しました。
いかにも「まだ食べてません。」みたいな顔して、もらってますね。
はる君も、これは食べるらしい。
なかなか好き嫌いが多いはる君ですが、こういう生地は好きみたいです。
おちょぼ口だことで。
至極のコーヒーブレイクを終え、曇っているのでお散歩へ。
道の駅には、相生鉄道公園が隣接されています。
大正14年、森林開発を目的に美幌駅と相生を結ぶ旧国鉄相生線が開通しました。
しかし、周辺産業の衰退により、昭和60年に廃線。
相生線の終着駅であった「旧北見相生駅」をそのまま残して、現在の相生鉄道公園になりました。
白樺の木々が立ち並んでいるので、木陰でお散歩にはもってこい。
駅舎は、「駅舎カフェ ホロカ」として再利用されています。
町内で焙煎されたコーヒーやお菓子の他、少し変わったメニューもあるそう。
駅舎内部は、実際に使われていた備品などが数多く残っており、当時のままの雰囲気です。
って、入ったことないけど。
車両もいくつか残されており、ほんとに駅そのまま。
無料のライダーハウスとして開放されている客車もあります。
※ゴミの問題などで、閉業した可能性有り。
駅の周りをくるっと回ってみましょう。
こっちが駅の入り口ですね。
電車には詳しくないのですが、こんなかっこいい雪掻車?もあります。
16:25、「道の駅 あいおい」を出発。
知床方面へ向かいます。
右の牧草地にある小屋は、牛さんの家でしょうか。
あ、それか牧草地じゃなくて畑だとしたら、収穫した玉ねぎを入れる箱?
段々と陽も暮れてきました。
18:15、「斜里温泉 湯元館」に到着。
建物の目の前に砂利の広い駐車場があります。
温泉民宿ですが、気軽に日帰り入浴もできます。
味のある建物で、ワクワクしてきます。
お風呂は2種類あって、熱いお風呂が苦手な方は第1浴場、熱いお風呂がお好きな方は第2浴場がおすすめだそうです。
もちろん私達は、第1浴場に行きました。
浴槽は内風呂一つで、入ってみると、、、熱い!めっちゃ熱い!
入った瞬間、冷たく感じるほどの熱さでした。笑
おかげで、体が芯から温まりました。
19:15、「斜里温泉 湯元館」を出発。
〜🚙〜
途中、コンビニで晩御飯を調達して、
19:35、「道の駅 しゃり」に到着。
湯元館からは5分くらいで着きます。
この道の駅は、斜里町のthe市街地にあり、駐車場が狭いです。
知床にアクセスがよく、夏場は満車の可能性も充分にあるので注意。(臨時P有り)
今からみんなで夕食タイム。
母は、馬のご飯みたいなこのスティック野菜が好きです。
のぶ君もたまにもらってます。
はる君は、パスタの麺が好き。(塩分注意)
まだ時間が早いので、YouTube鑑賞。
これは、保冷剤で氷枕をして寝ているpug。
紋別やサロマ湖、網走を、去年とは違った角度で見れた1日でした。
22:30、おやすみなさい💤
本日の行程↓